プログラム

【対談】日本の安全保障と集団的自衛権

安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会の座長を務められた柳井元駐米大使(国際海洋裁判所裁判官)をお迎えして、日本の安全保障と集団的自衛権についてお話し頂きました。60名近くの方が出席され、とても熱心に柳井氏のお話を伺いました。

柳井氏は日本が直面する地理的、経済的、資源に関する課題を説明されました。日本国憲法第9条並びにパリ不戦条約を挙げ、パリ不戦条約が第二次世界大戦を防げなかった点を指摘しました。そのため、日本や同盟国の自衛を妨げないような9条の新しい「適切な再解釈」を議論しました。また、国際法では戦闘行為と考えられている掃海作業問題にも触れられました。最後に柳井氏は集団的自衛権を認める9条の再解釈は日本人個人の権利を保護のためになると強調されました。

フォーラムの終わりに質疑応答の時間が設けられ、参加者から積極的に質問が出ました。質問は平和主義と集団的自衛権の矛盾をどう見るべきかというものや小笠原諸島近海における密漁問題、諸外国に対して日本はどのように集団的自衛権の解釈変更について説明するかといったものなど多岐にわたりました。時折、冗談を交えながらも柳井氏はすべての質問にお答えになりました。

 

インターン(記)