【対談】米中間選挙の分析と今後の米国内政・外交への影響
現在、東京大学法学部にてアメリカ合衆国政治を専門に研究をされている久保文明教授をお迎えして、オバマ民主党の敗北によって幕を閉じた米国中間選挙の結果が米国社会、そして世界に与える影響についてお話を頂きました。60名近くの方が出席され、とても熱心に久保教授と藤崎会長による対談に耳を傾けていました。
お二人の対談の内容は、Tea Partyの台頭などから分析する近年の米国政治情勢から、二大政党である共和党と民主党の政策や方針の違い、支持母体の違いがその政策に与える影響、インド系やヒスパニック系などの非白人系の政治家の活躍の様子など、現在の米国政治を網羅していました。
対談の後半には質疑応答の時間が設けられ、参加者から積極的に質問が出ました。質問は具体的な政策の是非について、他国との関係性について、日米関係について、米国の社会背景についてなど多岐にわたり、会員の皆様の米国に対する関心の深さを垣間見ることができました。久保教授は幅広い質問にも、すべて非常に丁寧にお答えになっていて、対話の中で多くのことを学べる一時間となりました。
インターン(記)